マーク式模試数学ⅡB 第1問[2]解説

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

マーク式模試数学ⅡBの第1問[2]の解説を行います。
まだ解いていない方はぜひ解いてくださいね。
問題はこちら


第1問[2]指数・対数関数は対数を利用して大きな数の桁数を考える問題でした。
問題を再掲しておきます。nibans2-1.png
まずAの最小値を求めます。Aは指数関数になっているので、指数部分が最小のときAもまた最小になります。
Aの指数部分を平方完成して、
nib1ans2-2.png
から、n=4のとき指数部分が最小値となり、Aもまた最小値になります。
そのときAは最小値
nib1ans2-3.png
を取ります。(スセソ)
次に、Aの桁数を考えていきましょう。
誘導通りlog10Aを求めると、
nib1ans2-4.png
となります。(タチツ)
Aが50桁以上の数になるときは、
nib1ans2-5.png
なので、これを変形していき、
nib1ans2-6.png
63.8は82である64より少し小さいので、
(n-4)は8より少し小さい数となります。
よって、この不等式を満たす最初のnは12です。(テト)
このとき、
nib1ans2-7.png
となり、49≦log10A≦50
から、確かにAが50桁の数になりました。
(トナニ)
また、n=テト+1、つまりn=13のときは、
nib1ans2-8.png
より、Aは63桁の数になることがわかりました。
いかがでしたか?指数関数対数関数分野では桁数問題はあまり出題されませんが、突如出題されると困るものです。
問題のパターンもそれほど多くないので、ぜひマスターしておきましょうね。
ほかの大問の解説はこちらから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました