マーク式模試 数学ⅠA 第2問[2]解説

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それでは, マーク式模試数学Ⅰ・A第2問[2]の解説を行います。
まだ解いていない人はぜひ解いてみてくださいね。

まず問題を再掲しておきます。
1aans51.png
1aans52.png
まずAクラスとBクラスの全体の点数を小さい順に並べるとこうなります。
2 4 4 5 6 6 6 6 7 8 9 9
中央値を調べるために6つずつにわって
2 4 4 5 6 6     6 6 7 8 9 9
となったので、中央値は6。また、最頻値も6とわかります。
さらに、箱ひげ図を書くために、4つにわって
2 4 4   5 6 6   6 6 7   8 8 9
第1四分位数は (4+5)/2=4.5
第3四分位数は (7+8)/2=7.5
です。これと中央値6とを満足する箱ひげ図は③です。
タチツ:②③④
各クラスの点数を並べ替えましょう。
Aクラス 4 4 6 6 7 9
Bクラス 2 5 6 6 8 9
⓪:Aクラスの平均点は6点
  Bクラスの平均点は6点で同じなので誤りです。
①:AクラスもBクラスも中央値は6で同じなので誤りです。
②③:第3四分位数に当たるのは上から2番目、第1四分位数にあたるのは下から2番目の点数です。
   どちらもBクラスのほうが高いので、ともに正しいです。
④:Aクラスの分散は3.0、Bクラスの分散は5.0なので正しいです。
⑤:BクラスとAクラスの最高点は同じです。
⑥:AクラスのほうがBクラスより最低点は高いです。
以上で第2問[2]の解説を終わります。
データの分析ではこのような少ないデータで平均や分散を計算する問題はあまりでていませんが、だからこそ突然出てきた場合にそなえて勉強しておきたいところです。

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