高1のみなさん、夏休みが始まりました。
夏休み直前には高校最初の模試を受けたと思いますが結果はどうだったでしょう?
おもったより点数がとれなかった人が多いんじゃないでしょうか?
それもそのはず、全国で実施する模試は学校だけで行う定期テストに比べて問題内容が大きく異なり難易度もかなり高いんです!
なんの対策もなく定期テストのつもりで受けては全然点数がとれないでしょう。
今回は模試や定期テストの違いや模試で高得点を目指すための対策法を紹介します。
模試と定期テストの違い
出題範囲が広い
模試は基本的にいままで習ったすべてのことが出題範囲にはいります。
定期テストは前の定期テストから習った2ヶ月ぶんくらい。
一方で模試は高1の7月のものでも4ヶ月分ですから、少なくとも倍以上が出題範囲になるわけです。
この圧倒的な範囲の広さは模試を難しいと感じる要因のひとつです。
難易度が高い
定期テストでは、学校にもよりますが出題されるほとんどの問題が基本~標準レベルの問題で構成されています。
それに対して模試では入試も見据えた難問も出題されます。
実際のところそんな難問はごく一部ですが、試験が問題の集まりである以上難問が混ざっている模試は定期テストより難しく点数もとりにくいのです。
定期テストほど優しくない
定期テストは授業で習ったところの理解度を確認するテストです。
だから定期テストならほとんどは学校の授業で習ったところから出題されるはずです。
またテストでてるところを事前に教えてくれることもあるでしょう。
先にでるところ(重要なところ)教えるから勉強してきてね。ってことですね。
ところが模試はそうではありません。
もちろん事前にでるところなんて教えてくれませんし、学校の授業では勉強してないような応用問題が出題されてきます。
授業をしっかりきいて出題範囲の問題集をちゃんとといていれば点数に反映される定期テストに対して、模試で高得点をとるには授業をしっかり聞いているだけでは不十分なのです。
定期テストの勉強に加えてプラスアルファが必要なんですよね。
模試の勉強法を知ろう
出題範囲を知ろう
まずは模試の出題範囲を知りましょう。
出題範囲は模試の案内パンフレットや、ホームページの模試案内ページで知ることができます。
学校によっては出題範囲をまとめたプリントをくれるかもしれませんね。
基本的には出題範囲=これまで習った範囲になっています。
模試作成側が一般的な学校の進度にあわせて範囲を決めていると同時に、一般的な学校は模試の出題範囲にあわせて授業を進めているからです。
習ってない問題がでることもありますが、そういう問題は選択問題として出題されるので、習ってない範囲を解かなければならないことはないでしょう。
模試の過去問をみてみよう。
模試では過去問とよくにた問題が出されることが多いです。
まったく同じ問題は流石にでてきませんが例えば
- 英文法の時制の問題で去年の問題は過去形が答えだけど今年は過去分詞形が答え
- 国語の古典の問題で文章は異なるけれど同じ助動詞のことを聞いている
- 数学の問題で去年と今年は数字が違うけどどっちも平方完成する問題だ
など。
毎年の平均点をほぼ同一にあわせるようにしているので、どうしても出題内容が似通ってきてしまうんですね。
ということは過去問を解いておくと模試本番でも同じような問題に出会える可能性は高いわけです。
またいったん過去問をみておくことで模試本番に問題の難しさに面食らわずにすむという点もよいです。
模試の過去問は基本的には公開されていませんが学校専用過去問題集が作られており学校受験ができる模試なら進路指導室等に保管されています。
一度学校の先生に相談してみましょう。
模試対策の勉強をしよう
定期テストをときなおそう。
模試で点数がとれない最大の理由が「習ったことを忘れている」です。
範囲が広いので忘れていることは仕方無いのですが、模試で点数をとるためには忘れていることを思い出さないといけません。
実は、試験範囲で忘れていることを効率よく思い出すには定期テストがピッタリなんです。
定期テストは授業の理解度をはかるための試験ですから、試験範囲のなかでも基本的かつ重要な問題がほぼ網羅されています。
ということは定期テストを解き直すだけで試験範囲を効率的に復習できるのです。
まずは一番最近の定期テストだけでも解き直してみましょう。
意外と忘れていることが多くて驚くかもしれませんね。
学校配布の問題集をやってみよう
定期テストを解き直しただけで模試で点数がとれるとは限りません。
英語や国語の問題は初見に決まってますし、数学だってみたことのない問題が出題されるからです。
さらなる高得点を目指して模試対策の勉強をしてみましょう。
模試対策としては習った範囲で問題集を解いてみるのがいいでしょう。
この問題集は難しいものをえらぶこともわざわざ新しいものをえらぶこともありません。
学校で購入したけど特に使ってない問題集で十分です。
模試の応用問題はこういうところから選ばれて出題されています。
みたことない問題から解いた気がする問題にかえておくだけでも点数向上が期待できます、
もっと模試の過去問を解いてみよう
余力があるならもっと模試の過去問を解いてみましょう。
模試ではよくにた問題が出題されて、かといって去年と同じ問題は出題されません。
ということはさらに古い問題に遡ればほぼ同じ問題に出会える可能性は十分あります。
仮に同じ問題が出題されなくとも同じような問題を数多くといていれば本番でも解けることが期待できます!
たくさん過去問を解いてみましょう!
まとめ
高1向けに模試対策方法を紹介しました。
参考にしてみてくださいね!
【参考】
定期テストで高得点をとる勉強法はこちら
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