問題を解く前に!赤本を買ってまず読むべきところを解説します!

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以前の記事で過去問はできるだけ早く入手するべきであるという話をしました。

赤本には過去問だけではなく入試で有用な様々な情報が掲載されています。

今回は問題を解く前にぜひ確認しておきたい赤本の有用情報をご紹介します。

入試日程を確認しよう

まず最初に確認したいのは試験日程です。

国公立大学では2月中旬に行われる前期入試と3月中旬に行われる後期入試が主要ですが、公立大学の一部には3月前半に中期日程が行われることもあります。

私立大学については入試形式が多様化していて、センター試験後から順次行われる一般入試だけでも複数日程があったりします。

それだけでなく推薦入試、指定校推薦入試、AO入試など早くから合格を決められる特殊な入試形態も数多く存在しています。

どうしても入りたい大学があるなら特殊な入試形態を探してみるのもいいでしょう。

最近は国公立大学でも推薦入試が増えていますので、一般入試前に合格を決めることができるかもしれません。

ぜひとも特殊日程は確認しておきたいところです。

配点を確認する

これ以降は一般入試を受けることを前提にお話します。

続いては科目ごとの配点の割合を調べましょう。


科目ごとの配点を知ることによって配点の高い科目を優先的に勉強することができるからです。
確認したいのは次の三つです。

  • センター試験と二次試験の配点の割合
  • 二次試験での科目ごとの配点割合
  • センター試験での科目ごとの配点割合


大学によってはセンター試験の得点をそのまま使わず、換算することがあります。


例えば国語(200点満点)を2で割って100点満点にしたり、英語(リスニングと合わせて250点満点)を200点にしたりというパターンがあります。


この換算パターンを確認しておけばセンター試験と二次試験。どちらの配点が高いかでどちらを重点的に対策するか決められるわけですね。


センター試験の方が配点が高いようなら、おそらくセンター試験の出来で合否がほぼ決まるでしょうから、早いうちからセンター試験対策をしておきたところ。


逆に二次試験の方が高いなら二次試験でできるだけ得点する練習をしておきたいところです。


私立大学ではセンター試験はまったく関係なく個別試験だけで合否判定するなんて場合もあり、そのような大学しか受けないならセンター試験の勉強なんて必要ないわけです。


ちゃんと確認しておかないとセンター試験対策をして時間の無駄だった・・・となっちゃいますね。


・二次試験での科目ごとの配点割合


科目ごとの配点も確認しておきましょう。


大学によっては文系なのに数学の配点が高かったり、理系なのに英語の配点が高かったりします。


もちろん、配点の高い科目から勉強すると効率がいいでしょうね。

合格最低点を確認しよう

あわせて合格最低点を確認しておきたいところです。


合格最低点が高ければ簡単な問題が多く、低ければ難しい問題がおおいといいうことです。


高ければ苦手な科目があると他で巻き返せず致命的ですし、低ければものすごく簡単な科目で挽回できる可能性がでてきます。


毎年受験者層の学力はそれほど大きく変わるものではありませんから、合格最低点の変化にも注目しておきたいところ。


合格最低点にそれほど変化がなく安定しているなら問題の難易度が安定しているということで、今年もほぼ同じレベルで出題されると考えて問題ないでしょう。


逆に毎年上下が激しいなら難易度変化も激しいということ。


過去問数年に比べて急な難易度変化の可能性を考慮して勉強すべきでしょう。

学部も確認してみよう

もしもあなたが「この大学にはいれればなんでもいい!学部なんて気にしない!」


と考えているなら、いろんな学部を確認してみるのもいいでしょう。


学部によって入試形態・配点が異なることがあります。


中には同じ科目でもまったく問題が異なり、難易度も大きく違うということもあります。


得意な科目があって、その科目の配点の高い学部があるなら、そちらの学部に目標をチェンジするのもあります。


学部ごとの問題や配点が違うパターンでは、外国語系学部は英語の配点が高い、理学部や工学部は理科の配点が高いなど大学で学ぶのに関係した科目が難易度も配点も高い傾向があります。

まとめ

赤本を買ってまず確認してほしいことを解説しました。 参考にして効率よく合格をめざしてください!

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