単体、化合物について解説!

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元素1種類だけが集まってできているものを単体と呼びます。

たとえば、酸素、銀などです。単体の多くはそのまま元素の名前を使うことが多いです。


対して、2種類以上の元素が組み合わさってできている物質を化合物といいます。


たとえば、水は水素と酸素が組み合わさってできている化合物です。


食塩は塩素とナトリウムが組み合わさった化合物です。


身の回りの物質のほとんどが化合物とおもって間違いないでしょう。


化合物は、もとになっている元素の単体とまったく違う性質をもつことが知られています。


さて、ダイヤモンドと黒鉛は、どちらも炭素の単体です。


ところが見た目がまったく違うことからわかるように、性質は異なります。


これは炭素同士の組み合わさりかたが違うためで、 このように同じ種類元素からなる単体であるにも関わらず、性質の異なるもの同士のことを同素体といいます。


下に同素体をすべてまとめましたので、是非とも覚えておきましょう。


それぞれの元素記号を並べてSCOP(スコップ)というゴロで覚えてしまいましょう。


成分元素
同素体
炭素ダイヤモンド、黒鉛、フラーレン
酸素酸素、オゾン
リン赤リン、黄リン
硫黄単斜硫黄、斜方硫黄、ゴム状硫黄

練習問題

次の(ア)~(オ)の物質を単体と化合物に分類せよ。
(ア)二酸化炭素(イ)カルシウム(ウ)オゾン(エ)窒素(オ)塩化カリウム

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