まだ志望校が具体的に決まっているわけじゃない。
でも大学にはいきたいし、そろそろ受験勉強しないとまずいかも・・・
と思っている1年生・2年生向けに受験勉強の始め方を解説します。
英語と数学をまず始める
受験勉強の始めの段階ではまずは英語と数学から手を付けていきましょう。
この二科目は文系・理系どちらに進むにしても避けられない科目だからです。
理系で英語なしで受験できる大学なんてかなり限られますし、文系でも数学なしで受験できるところは実はそんなに多くはありません。
そういうわけで志望校も受験科目も決まってない状態で勉強しても最終的には無駄になりません。
英語と数学からはじめる理由はもうひとつあって、それはこの二科目は成績が伸びるまでに時間がかかるのです。
英語の長文を読むなら数百数千の英単語をおぼえてないといけませんし、対応する文法なども頭に入れておく必要があります。
それだけでは不十分で正確に読む練習を繰り返すことも重要です。
数学も積み上げ式の教科である性質上1年生・2年生のうちから勉強しておかないと3年生になってから初めてはまずそもそも思い出すのに時間がかかり効率がよくないです。
そういうわけでまだ志望校が決まっていない段階ではまず英語と数学を勉強することをお勧めします。
復習と問題演習をメインにする
テスト範囲が有限である以上、出題される問題も有限です。
歴史や理科なんかでは問われる用語は限られるでしょう。
英語も新しい文章を出典にすれば一見無限な気もするでしょうが、使われる単語や問われる文法はやはり有限です。
数学だって一見どんどんみたことない問題がでてくるような気もしますが実は過去の問題の焼き直しだったなんてことはありがちです。
一度見た問題を次は絶対に解けるようにすればいつかは満点になります。
つまり
- 問題演習でどんどんあたらしい問題に出会う
- 問題演習の過程で出会った解けなかった問題を次は解けるように完璧に復習する
というステップを踏むことで確実に成績をアップさせることができるのです!
とはいっても、このステップは原理的に可能なだけで現実問題としてこの世に存在するすべての問題を覚えるのは不可能です。
そこで現実的には
- 頻出だったり、いろんな問題の土台になる問題は覚える
- そうでない問題は初見でも解けるように思考力をトレーニングする
の二つを勉強の基本とするのがよいでしょう。
具体的な方法としては、科目ごとに
網羅型問題集で基本的な問題をマスターする→実践型問題集や模試で基本事項の漏れをひろいながら初見の問題に対するアプローチを練習する
という形になります。
長時間勉強する体力をつける
志望校が決まって本格的に勉強することになれば長時間勉強し続けることは必須です。
「食事とトイレ以外の起きてる時間はずっと勉強してる―――」
ということろまでいく必要はないでしょうが、それでも自分のレベルと志望校のレベルの開き方によってはかなりの長時間勉強を強いられるでしょう。
そうでなくても試験本番での試験時間は一科目60分なら短いほうで、120分くらい通しで問題を解き続けることになります。
この「集中して長時間勉強し続ける」「集中して長時間試験を受け続ける」
というのはいざやってみると非常に体力を使います。
ほんとに意外と集中力って続かないんです。
そこでいざ自分が長時間勉強をしなければいけなくなったときにできるように今のうちから長時間集中して勉強する練習をしておくといいでしょう。
まずは1時間、次は2時間…と連続して勉強し続けるトレーニングを始めていきましょう。
まとめ
というわけで具体的に勉強の仕方がわからないと思っている1,2年生の人々はまず簡単な問題集の問題を解いてみることからはじめてはどうでしょうか。
難易度の差こそあれ、学校から問題集を配布されているはずです。
網羅型問題集は収録されている問題に大きくは差はないのでどの問題集がいいかという前にまず手元にある問題集をやってみましょう。
きっと将来の本格的な受験勉強に役立ちますよ。
コメント