共通テスト化学対策は実践問題集とセンター試験過去問どっちをやるべき?

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共通テストの問題演習としては過去問と実戦問題集が考えられます。

しかし共通テスト過去問は2年分4回しかありません。

では共通テスト過去問を解き終わったら、さらに昔のセンター試験過去問と実戦問題集とどちらをやるべきでしょうか。

実戦問題集とは

実戦問題集は各予備校から出版されている共通テスト対策用問題集で、科目ごとに5回程度の模試形式問題が掲載されています。

過年度の模試の過去問や、新作問題が掲載されています。

2023年共通テスト対策用としては4種類が発売されています。

  • 河合塾
  • 駿台
  • 代ゼミ
  • Z会

センター試験過去問と共通テスト実践模試の違い

センター試験過去問と共通テスト実践模試の特徴をおさえておきましょう。

センター試験過去問の特徴

  • 共通テストと同じく大学入試センターが作成している
  • 共通テストと形式が異なる
  • 共通テストに比べて難易度が低い

センター試験過去問は共通テストと同じく大学入試センターが作成しているので、選択肢の作りなど細かな傾向はセンター試験過去問のほうが共通テスト本試に近いです。

特に

  • 第5問に出題されている思考力を試すような総合問題がない
  • センター試験第4問の有機化合物、第5~7問の高分子化合物が第4問に統合された
  • 総合問題として理論化学の出題数が増えている

という点で共通テストと大きく異なるのでそこは注意すべきです。

また、全体的に共通テストのものより難易度が低くなっています。

共通テスト実践模試の特徴

  • 作成は予備校である
  • 共通テストと同じ形式である
  • 共通テストとほぼ同じ難易度

共通テスト実践模試はあくまで予備校が共通テストをまねて作ったものなので完全に一致とはいきません。

ただし共通テストとほぼ同じ形式・ほぼ同じ難易度で作成されているため共通テストの実践練習としては確実です。

現在の得点で使い分けよう

ではどちらをやるべきかというと、現在の模試の得点状況で使い分けましょう。

現在の点数が50点程度以下

このあたりだとそもそもの基礎的な知識が身に付いていない可能性が高いです。

難易度の高い実戦模試をやるよりは比較的難易度が低くそれでも形式の近いセンター試験過去問をやって形式になれつつ基礎知識を補完していくのがよいでしょう。

現在の点数が50点程度以上

50点程度以上得点できている場合はある程度基礎的な問題は正答できていると思います。

それなら形式の同じ実践問題集で新傾向問題の実践演習を積むのがおすすめです。

その中ではより難易度の高い駿台のものが良いでしょう。

センター試験の過去問を解くよりも共通テストの難易度・傾向を似せた実践問題集のほうが新傾向問題対策・難易度の高い問題の対策として有利です。

そのため、共通テスト実践問題集は難易度の高いものを選ぶのがおすすめです。

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