神戸大学理系数学の傾向と対策

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全体の配点

 神戸大学文系数学の配点は、学部にもよりますが全体の配点が共通テスト・二次試験合わせて800~1000点、そのうち二次試験数学の配点が100点~200点です。

配点全体の13~18%が二次試験の数学になります。

出題形式

 神戸大学理系数学では、全問記述式で5問が出題され、制限時間は120分(1問あたり24分)です。

 出題範囲は数学ⅠAⅡBⅢすべてです。

難易度

 神戸大学理系数学の難易度は全体に標準レベルの出題ですが、毎年1~2問程度の難問が含まれています。

神戸大学を受験するレベルであれば全く手も足も出ないという問題はほとんどないでしょう。

ただしそれだけに、高得点勝負になりやすく数学が得意な人と苦手な人では大きく差が付きやすいです。

頻出分野

2013~2022年の10年分50問の出題分野をグラフにまとめました。

頻出分野は順に、

  • 微分・積分(数学Ⅲ範囲)
  • ベクトル
  • 場合の数・確率
  • 微分・積分(数学Ⅱ範囲)
  • 数列

で過去10年の問題の75%はいずれかの分野にかかわっています。

特に微分・積分(数学Ⅲ範囲)は出題率が高く、毎年出題されています。

年によっては5問中3問出題される年もありました。

神戸大学では過去5年分の入試問題と簡単な解答例・出題の意図を公式ページで公開しています。

簡単なものですが公式から出題意図を確認できるのは重要なことなので、ぜひみておきましょう。

微分・積分

単純に曲線に接線を引いたり、面積計算・体積計算をする問題が多くを占めますが、不等式の証明などやや難易度の高いものが出題されています。

場合の数・確率

神戸大学の場合の数・確率の出題では、典型問題はそれほど多くなく、真新しい問題が多いです。

係数をさいころで決定した二次方程式の解や、係数をさいころで決定した方程式が円を表す確率など、融合問題のパターンが多いです。

融合された見慣れない問題が多い一方で、そもども場合が少なく純粋に数え上げられる問題の出現率が高いことも覚えておきましょう。

実際に単に数え上げるだけのものが最速になる問題も複数出題されています。

数列

見慣れないタイプの郡数列や真新しい漸化式の問題が頻出です。

具体的で小さな場合について書き並べると規則性が見つかるようなタイプの問題が多いので、とりあえず書き並べることを意識すると解決しやすいです。

対策

 神戸大学理系数学は標準的な問題で構成されていることから、発展的な問題集をこなすよりは、

網羅的な問題集を繰り返しこなしより正確に解けるようにするほうが得点につながります。

手持ちの問題集で標準的な問題を解けるようにしましょう。

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