過去問はとっても重要です。
過去にもできるだけはやく過去問を入手しようという記事を公開しています。
過去問は古いものでも集めれば集めるほど、解けば解くほど有利になります。
過去問を解けば解くほど体に傾向がしみこんで入試対策がしやすくなりますし、
かなり古い過去問であれば本番で似たような問題が出る可能性もありますから、
たとえ古くても過去問を大量に集めることは入試対策上かなり重要です。
今回は新しいものから古いものまで過去問の様々な入手法を6つ紹介します。
本屋で購入する
本屋さんでは「過去問題集」という形で過去問が出版されています。
赤本なら大抵の本屋さんで取り扱っていますし、青本や黒本でもちょっと大きい本屋さんなら購入することができます。
かなり大きい本屋さんなら去年の売れ残りを購入できることもあります。
出版社で出版されている過去問題集はよっぽどの有名大学でない限りは最新数年分しか掲載されていないことが多く古い過去問の入手が困難な点が悩ましいところです。
次の項からはより古い過去問を入手する方法を紹介します。
古本屋で購入する
古い過去問を入手するならブックオフなどの古本屋で購入することをお勧めします。
過去の受験生が使用して不要になった古い過去問題集が置いてあることがあります。
数年分しか掲載されていなくても、過去の出版ならそれだけ古い過去問が入手できるということですね。
使用済みなので新品に比べ格安で購入できる点がありがたく、
中古が気にならないのなら選択肢として十分考えられます。
在庫が過去の受験生からの持ち込みに頼ることになるので目的のものが手に入るかどうかは運しだいの部分があります。
あなたの地元の大学や東京大学レベルの有名大学なら志望者も多く在庫も多いことが期待できますが、地元でない大学になると入手は困難でしょう。
- 合格して新生活を始める直前の3月後半
- 長期休みに入り大掃除をする暇ができる8月ごろ
- 年末大掃除を行う12月後半
には特に不要になった過去問題集が処分されやすくお目当ての過去問題集が店頭にならぶことが期待できます。
先輩にもらう
もしも志望の大学に合格した先輩が学校や予備校にいるならお願いしてもらってしまいましょう。
過去問はかさばりますし、大学に入ってしまえばそう使うものではないので頼めばゆずってもらえるでしょう。
たまたま志望大学の同じ先輩がいるなら頼んでみる価値はありますし、合格前からお話ししておくのもいいでしょう。
学校・塾でもらう
学校・塾では進路指導のために過去問を収集しています。
お願いしたらもらえるかもしれません。
学校なら無料でもらえるとは思いますが、塾・予備校で無料でもらえるのかは怪しいところです。
過去問の解説などを有料で行っている予備校などもあるからです。
個人塾なら無料でもらえるかもしれませんが、そのぶん種類は充実してないでしょう。
種類は充実しないけど無料でもらえるかもしれない個人塾
有料かもしれないけど種類豊富な大手塾
という観点で考えてもいいかもしれませんね。
インターネットで購入する
yahoo!オークションやメルカリを使えば遠く離れた先輩の過去問を購入することができます。
登録や振り込みなど手間はかかりますが古本屋にいくよりも品揃えよくお目当てを入手しやすいのがメリットです。
特に古本屋に出回りにくく同じ志望の先輩も少なくなる地元ではない大学の過去問を入手するならこの方法はかなり良い方法です。
また業者の儲けを省略できることで古本屋よりはお手頃に入手できるかもしれません
(値付けは完全に個人の判断なのでむしろ高いこともあります。
相場の確認は重要です。)
こちらも「古本屋で購入する」の項で説明したように3月・8月・12月ごろに多く出回る傾向があります。
インターネットの過去問データベースを使う
インターネット上では過去問をデータベース化し、無料で閲覧できるサイトがあります。
会員登録の手間はかかるもののすべて無料で利用できるということでオススメです。
主要なデータベースは以下の2つ。
東進過去問データベース
東進過去問データベースでは登録することで最大24年分の過去問を無料で閲覧することができます。
ごく最近のものしか解答が掲載されていない、解説があるのはさらに新しいしかも有名大学のものだけに絞られるという点はよろしくないですが、
無料で大量に利用できる点が素晴らしい。
古本屋やインターネットで入手できないレベルの古い問題も入手できるのはよいことです。
旺文社のパスナビ
旺文社のパスナビでは主要大学の過去3年分の過去問と簡単な解答解説を入手することができます。
特徴は単元や難易度を基準に絞り込みができるところ!
苦手科目の集中演習などに向いているといえるでしょう!
インターネットデータベースはいずれも解説がやや弱いという欠点はありますが、大量に過去問を閲覧できるので解答解説は自分で調べたり先生に聞いたりすることで解決することにして、
「新品で過去問題集をかうのはちょっともったいないかな?」
とおもう滑り止めの大学の過去問を確保するのに利用したり
解答はあるものの解説がないのが弱点ですが、大量の過去問があるので志望校以外の過去問を
問題演習として利用する・・・という使い方をするのがよいでしょう。
さらに過去問を集める工夫
何年も古い過去問を集めるのがよいですが、さらに集める工夫を紹介します。
他の日程の過去問も集める
自分の受ける日程以外にも同じ大学の問題を集める価値があります。
日程は違えど同じ大学で作られた問題なので同じ傾向と考えられるからです。
私立なら他日程の問題・国公立なら前期だけでなく後期(中期があるなら中期)の問題も解く価値があります。
文系なら理系・理系なら文系の過去問も集める
文系なら理系・理系なら文系の過去問を集めるのもよい方法です。
ただしほぼ数学限定になります。
英語はほとんどが共通問題で、国語・地歴公民は文系だけ、理科は理系だけの出題が大半だからです。
理系の問題には数学Ⅲが出題範囲に含まれるので、文系には解けない問題も含まれることになるので、それは注意が必要です。
理系なら文系の問題はすべて解くことができます。
過去問をたくさん集めよう
過去問を入手できるいろんな方法を紹介しました。
おすすめは第一志望の過去問だけは本屋さんで新品をさっさと入手してしまい、
古い過去問や第二志望以下の過去問はネットオークションやメルカリで安く出回るのをまつ方法
です。
第一志望の過去問は一刻もはやく入手しておくべきですが、第二志望以降のものまで新品で購入しているとお金がいくらあってもたりませんからね!
過去問をたくさん入手して大学受験を有利にすすめましょう!
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