共通テスト対応のマーク模試化学基礎の個別解説です。
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全体
全体として化学基礎全範囲から出題しました。
いずれもやや易~標準レベルの難易度での出題としています。
本番で出題されれば第2問問3c以外は確実に正解できるようにしておくべき問題です。
第1問
問1
原子の陽子数、中性子数、電子数から質量数を計算する問題でした。
質量数の計算は頻出事項です。
問2
二重結合をもつ分子を選ぶ問題でした。
誤答選択肢も含め主要な分子は構造を把握できるようにしておきましょう。
問3
物質の状態変化の名称を答える問題でした。
特に昇華については何度も問われている重要事項です。
問4
同素体の関係にないものを選ぶ問題でした。
同素体の関係にある物質は数は少ないので確実に覚えておきましょう。
問5
電気陰性度と分子の極性に関する選択問題でした。
極性のある分子はどのようなものかおさえておきましょう。
問6
水溶液のpHから電離度を計算する問題でした。
このように逆に聞かれることもあるので対応できるようにしておきましょう。
問7
酸化還元反応についての選択問題でした。
酸化還元反応では物質が酸化されているか、還元されているか判別する問題が出題されるので定義を確実におさえておきましょう。
問8
水溶液の濃度を計算する問題で、第1問の中では手順もおおく解きにくい問題でした。
与えられた情報からどうすれば目的のものを得られるか適切に処理できることが重要です。
第2問
エタノールを題材に分子の構造・混合物の分離・濃度の計算に関する問題を出題しました。
分離の問題では共通テストでもみられた実験図を利用した出題としました。
問1
エタノールの構造を問う出題でした。
適切に電子式をかけるようにしておきましょう。
問2
エタノールの生成反応に関する問題でした。
化学基礎の範囲ではなじみのない反応式ですが、反応式から情報を読み取って正解にたどり着けます。
問3
エタノールの分離実験について出題しました。
問3a・b
ろ過操作・蒸留操作を行う実験図について出題しました。
共通テストでは実験法に関して出題がなされるので実験については覚えておきたいところ。
問3c
典型的解法では解決できない問題でした。
共通テストでも出題された計算式を組み立てる過程を意識した出題です。
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