マーク式模試 化学 第5問 解説

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マーク式模試化学第5問の解説を行います。 まだ解いていない人はぜひ解いてみてくださいね。

問題はこちら

高分子の分野は, 現役生は対策が遅れがちなので注意するとともに, この機会に学習し直してみてください。

問1

全体的な高分子化合物の知識を問う問題。

③について, 高密度ポリエチレン(HDPE)は, 結晶部分と非結晶部分の両方から形成された構造を持ちます。

高密度ポリエチレンは, 確かに低密度ポリエチレン(LDPE)よりも結晶部分が多いのですが, 通常は非結晶部分が存在するので, 結晶領域のみからなるという記述は誤りです。

したがって③が正解となります。

その他の選択肢は, いずれも正しい記述です。

ちなみに②については, 凝固点降下の値が小さすぎてうまく分子量を測定できませんが、浸透圧を用いて分子量測定する方法では, 液面の高さの変化が十分にわかるので, この方法で測定することができます。

問2

天然高分子化合物に関する問題。

①について, 天然に存在するアミノ酸のうち, グリシンは不斉炭素原子を持たないので, 記述は誤りです。

したがって①が正解となります。その他の選択肢はいずれも正しい記述です。

以上でマーク式模試化学第5問の解説を終わります。

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