理系受験生のみなさん!
数学Ⅲは勉強してますか?
「学校でやってないからあんまり?」
それはもったいない!
実は理系受験生は一刻もはやく数学Ⅲを独学するべきなんです!
今回は理系受験生が一刻もはやく数学Ⅲを独学するべき3つの理由をまとめました。
出題率が高く配点も高い
数学Ⅲは理系の個別試験において出題率が特に高くなっています。
2018年の全国公立大学の個別試験の数学の試験を調査したところ、数学Ⅲを出題範囲としている大学・学部では一か所を除いてすべてで数学Ⅲの問題が出題されています。
中には問題の半分が数学Ⅲから出題されていることもあり(名古屋大など)数学Ⅲを解けるか解けないかが二次試験の数学の得点率に直結するんです。
独学しないと習熟度がさがりがち
数学Ⅲは高校数学の最後に位置しているため、進度が遅くなりがちです。
高校によっては高3の秋か、遅ければ冬休み直前までかかることもあるでしょう。
学校にまかせていると問題演習が入試直前までできず習熟度がさがりがちになってしまいます。
(=簡単な問題も解きにくくなってしまいます。)
難易度の低い問題が多い
受験生全体として習熟度が低いわりに出題される問題の難易度が全体的に低い傾向がありちゃんと勉強していれば難なく得点できる問題がたくさん出題されています。
たとえば微分・積分の問題としても
数学Ⅱ
放物線に接線をひいて囲まれた部分の面積を求める
数学Ⅲ
対数関数のグラフに接線をひいて囲まれた部分の面積を求める
など数学Ⅱとほぼ同じ(扱う関数が違うだけ)
というような問題が存在します。
ということは数学Ⅱをある程度理解できていれば十分独学が可能ということですね
できるだけはやく数学Ⅲの独学をはじめて計算に慣れておくことで数学Ⅲを独学しない受験生に差をつけることができます。
高校数学全体の復習になる
前項で述べたように数学Ⅲの微分・積分では対数関数や三角関数を微分・積分したりするんですが、その過程で対数関数・指数関数・三角関数の計算をめちゃくちゃしないといけないんです。
そういうわけで数学Ⅲを勉強していく過程で高校数学全体の復習することができ、効率のよい受持兼勉強ができます。
数学Ⅲを独学するべき理由まとめ
数学Ⅲは二次試験において
- 出題頻度が非常に高く
- 難易度がそれほど高くない
にもかかわらず
- 高校での進度が遅く
- 計算に慣れるのに時間がかかる
ためちゃんと勉強することがむずかしいのでできるだけ早く独学する必要があります。
数学Ⅲの独学は数学Ⅱの学習がおわっているなら十分可能ですので数学Ⅱの学習が終わっているなら一刻もはやくはじめてみてください。
具体的な数学Ⅲの独学法については以下の記事を参照してください。
コメント