センター試験を対策する上でかかせないのがセンター実践問題集。
センター実践問題集はたくさんのセンター型の予想問題が掲載されているので、問題演習や傾向の把握など、センター試験対策にぴったりなんです。
ただそうすると疑問になるのは「どうやったら効果的に利用できるのか?」
という点ですよね。
今回はセンター実験問題集の効果的な利用法を考えていきましょう。
センター実践問題集とはどんな問題集なのか?
センター実践問題集はセンター試験と同形式の問題セットをたくさん掲載した問題集です。
たいていは過年度のセンター模試の過去問をまとめて掲載したものになってます。
今年(2020年受験)だと2019年受験の1年先輩の受けたセンター模試の問題が掲載されることになります。
そのため浪人生は購入前に中身を必ず確認しましょう。
高校生時代に受験したのと同じ問題が載ってるのは損ですからね。
また実際に模試として実施された実績のある問題なのでそのクオリティは保証済みです。
仮に模試実施時点で出題ミスがあっても修正されてからの掲載になりますから、問題にミスがないのも安心ですね!
実践問題集を解くメリット
時間配分の確認
実践問題集はセンター試験と同型式、同難易度で作られているので、時間配分の調整、確認にピッタリです。
過去問はあちこちの問題集に引用されてあって時間配分の練習には案外つかいにくいもの。
実践問題集ならすべて初見になるので時間配分の練習に向きます。
センター模試でもできますが、やはり模試だと点数がきになって慣れない時間配分には挑戦しにくいもの。
その点実践問題集なら時間配分の調整につかいですよ。
知識の総ざらい
センター実践問題集はほぼすべての必要な知識が網羅されて出題されています。
そもそものセンター模試が一年を通して受けることで必要な知識が網羅できるように意識して作られているのでそれをもとにつくった実践問題集でも同じように網羅できるのです。
実践問題集を一冊丸々解くことでセンター試験頻出の必須知識から、盲点になりがちな重要知識までまんべんなく復習することができます。
苦手分野対策
誰しも苦手分野はあるはず。
実践模試は苦手分野の集中克服に向きます。
というのも、実践問題集はセンター試験に合わせて同じ分野からいろんな角度で問題を出題しているんですね。
そういうわけで苦手分野の集中対策に向いています。
実践問題集の効果的な使いかた
というわけでここからは具体的に実践問題集の効果的な使いかたを考えてみましょう。
実践問題集を解く目的を明確にしよう。
実践問題集を解くときに大事なのは、
「実践問題集を解く目的を明確にする」
ことです。
実践問題集を解くのは
「センター試験の形式に慣れる」ためなのか?
「苦手科目を集中対策する」ためなのか?
あるいは「時間配分の練習をするため」なのか?
目的別に効果的な解き方は変わってきます。
目的を明確にしてから解く始めるようにします。
セットごとに解く
実践問題集には「第〇回」のように回数ごとに番号がついています。
このセットごとに解いていくパターン。
これは「時間配分を練習したい」ときや「形式の練習をしたい」
ときに向きます。
大問ごとに解く
特に練習したい大問があるときに勧めたい方法です。
同じ大問だけを5問も6問も解くと問題のパターンや傾向が体に染みついてきますので、たとえ苦手な大問でも大きく点数向上が期待できます。
まとめ
実践問題集の特徴や解き方を解説しました。
参考にしてたくさん実践模試を解いてみてください!
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