元素とはなにか
この宇宙にあるすべてのものは、それ以上は小さくできない、とてもとても小さな粒が合わさって作られています。
それでは、何種類くらいの粒で作られているでしょうか。
現在発見されているのは118種類です。
これらわずか118種類の粒が集まってこの宇宙にあるすべてのものは形づくられています。
この百十種類の成分を元素といいます。
また、その小さな粒そのものを原子といいます。
元素の名称
元素にはそれぞれ名前がつけられています。
酸素や、炭素、鉄などです。
正式名称で表すと手間がかかるので、原子の種類に対応した元素記号を用いて表すこともあります。
元素記号は、アルファベット一文字か二文字で、一文字の場合は大文字、二文字の場合は一文字目が大文字、二文字目が小文字と決まっています。
(例:酸素 O,ナトリウム Naなど)
高校化学の範囲では以下の30種類くらいの名前と元素記号を覚えれば十分です。
【高校化学で重要な元素記号】
水素 H
ヘリウム He
リチウム Li
炭素 C
窒素 N
酸素 O
フッ素 F
ネオン Ne
ナトリウム Na
マグネシウム Mg
アルミニウム Al
ケイ素 Si
リン P
硫黄 S
塩素 Cl
アルゴン Ar
カリウム K
カルシウム Ca
マンガン Mn
鉄 Fe
コバルト Co
ニッケル Ni
銅 Cu
亜鉛 Zn
銀 Ag
スズ Sn
ヨウ素 I
バリウム Ba
白金 Pt
金 Au
水銀 Hg
鉛 Pb
元素記号は主にラテン語からとったものが多いです。
日本語名もラテン語由来のカルシウム Caなどは覚えやすいですが、
金などは英語のGoldとも関係なく、個別で覚える必要がありますね。
ここにあげた元素記号はこれからも頻繁にでてきますから、そのうち自然に覚えられると思いますが、余裕があるなら今覚えてしまうとこれからが楽です。
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